東京撤収

最後の日の朝、妙に早く起きてしまった。部屋を掃除して、諸々作業を終えたらまだ10時ぐらいだった。せっかくなので、桜の写真でも撮ろうかなと思ったのだが、ふとカメラを開けるとSDカードがない。引っ越しの荷物の地層は時に深く、断層を起こしているので探すのは難しい。

「今日のこの日をSDカードに記憶するな。自分で記憶しろ。」

なんとなくそんなお達しかなと思って、携帯と財布という身軽な格好で最後の幡ヶ谷を歩いた。

#cherryblossom #hatagaya

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ラストセブンデイズトーキョー

東京の最後の片付けに来ている。シンガポールの生活はあんなに落ち着いてスタートしたのに、不思議なもので東京の部屋に戻ってくると、それがまだそこにそのままある。

もうほとんどのものはシンガポールで知り合った人の友達というケニア系日本人にあげてしまったので、あとはケトルとゴミと布団しかない。

それなのに、なぜこの部屋はこんなに私の部屋なんだろうな、と思って、それがカーテンであることに気づいた。朝の光。緑のカーテン。ベッドもないから敷き布団だけで腰が痛くなってしまったけど、いびつな部屋の中に断片的にこの部屋が残っている。

目をつぶって、朝のシンガポール、ドアを開けた時に差し込む朝日と海の色、広い空間を思い出す。あれは、あそこに家主を不在にあるのだろう。

はじめて東京から北京へと出たとき、2007年。まさかこんなに長いこと東京に帰ってこないとは思ってなかったし、また一方である時点を過ぎてからはいつか東京に戻る日があるということも思わなくなった。今回もわからない。1年後に挫折して戻って来るかもしれないし、もう二度とここに住むことはないのかもしれない。

本当は引っ越しの準備をきっちりするべきなんだろうけど、なんだか疲れちゃって街を少し歩いた。

青い空と、咲きかけの桜。ひんやりとした風。そういうものが変わらないといいなと思う。

生の幸せ

ぽつぽつとJoo Chiat Roadを歩きながら、ここのところ何度かくる「この幸せはいつなくなってしまうのか」という不安の波のようなものが襲ってきた。歩いていてふと次の瞬間に穴があって出られなくなってしまうのではないかと。

昨日・今日と続けて、楽しい週末だった、落ち着けた、とか誰か他者が私を含めと過ごす週末を良い言葉で表現してくれた。ふっと、誰かがハッピーなら自分は幸せなんだな、と思った。

でもその言葉、どこか違和感もあった。

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友達がファンドを作った

非開発者のweb業界の人「僕○○さん(有名人)知っています!友達です!」と言って自分の価値を高めようとする傾向がある、と以前開発者かデザイナーに指摘されたので、あんまりお友達紹介をしていないのだけど、先日友達がファンドを作った。

https://www.techinasia.com/kk-fund-koichi-saito-incubate-fund/(英語)
http://thebridge.jp/2015/03/koichi-saito-to-start-venture-fund-kk-fund-for-mobile-internet-startups-20150304(日本語)

スタートアップ界隈にいながら、ファンドレイズという仕組みにそもそも嫌気がさしちゃっている私としては、「へ~ファンドって一般人(?)が作れるんだ~」ってな感じである。
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frugal Saturday

さっきホーカーでアボカドシェイクを買った。ホーカーのJuice standってそんなに種類がたくさんないお店も多いのだけど、そのお店にはミックスジュースとかもあって、あ、これもあれも飲めるな、と思って。

「あたしこんなに幸せでいいんだろうか」

と心配している自分がいた。

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