向かいきれていない経験

最初のリーダーシップストリームのとき、こんなことがあったのは、
すでに一年前のことだが鮮明に覚えている。
あのとき指示書きに書いてあった「手袋を外したらルール違反でゲームからアウト」
という言葉がわからず(というよりも読み切れず)
何度も意味もわからず「アウト」を食らう。
そのときに、コーチ(ソバージュの金髪のすんげーこわいおばちゃん)が、
「あなたはなぜそんなに静かにしているの?」だったか「恐れているの?」だったか、
瞬き一つせず聞かれた。
私は完全にグループメンバーに自分が色んな部分で引け目を感じていたので、「inferiority」と答えたのだが、
「本当にそうなの?」と。
そのあと彼女は、「これはあなたにとってとても大切な経験になるからルール違反だけど言うわ」
と手袋のことを教えてくれた。
(といっても手袋に注意しなさい、っていうだけで私としては??で引き続き反則を食らうのだが)
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あれから1年以上が経ち、卒業して社会復帰もどきもしているのだが、
色々と結局何も変わっていないことがある。
例えば確かに若い子が多く、みんな優秀ですばらしい。そういう子たちを前に自分の劣等感に苛まされて、
そこから逃げるためにやる気を出さないでいる、という見方も可能である。そうすれば自分の無能を露呈しないですむから。
が、本当にそうなんだろうか。
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ちょっとあることがあって少し今の立ち位置が変わらざるを得ない感じなのだが、
普通に考えたら超ラッキー(このテンションで生きているのにもかかわらず)、
でも一方で、「怖い」という感覚がある。
そして、連鎖して思い出したことが、ICP2での経験。
途中最後きわめつけ
そして、PPINの最初に書いたシーン
2歳の自分が見る、自分の存在が消えて、恐怖も何もかも持てずに、残っている祖父の悲しそうな表情。
この三つは連鎖している、と思う。一緒に頭に浮かぶから。
無力感。
自分が怖いのは、誰かと比較しての「劣等感」なのではなくて、
自分にとって大切な、あるいは裏切りたくない誰かにとって「無力」な存在となることで、
もっと言えば、まるで自分の存在なんてなかったかのように通過してしまうことなんだろう。
だから存在感を日頃から何とか確保するために、
このきつい言葉遣いや、「独特」な何かの確保にいそしむ本能、
そして存在が無力化する前に、自らゼロにしてしまって先に消えようとする傾向があるんだろう。
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MBA、っつかIMDに行って色々ぐだぐだやっても、別に人格が変わるわけじゃない。
ただ、それがどっから来ているのか、ただわかりやすくなるだけで。
だからといって、陥っている自分を立ち直らせる魔法なんて、別に教わっちゃいないわけで。
ICP2は確実にまだ自分の中で消化しきれていなくて、今色んなことをする上で怖がってしまう元になっている。
残念ながら。
自分のiTunesの並びが、フェイクファーの次が三日月ロックになっていて、
「ただ春を待つ」を聞き始めると、いつのまにか「夜を駆ける」が流れてしまうんだな。
なんとも皮肉な順番である。
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