最後の夜

プロジェクトが明日で終わる。
朝プレゼン。私は中間でやったから、今回はパスなので少し気楽。
今日がきっとIMDで夜中まで仕事をする最後の夜なんだと思う。(たぶん)
みんな今日が最後だって知っているから、
昨日までのあの厳しい戦いもなく、穏やかだ。
そして、それでも帰るのを惜しむかのように、少しここに残ってしまう。
もう夜中までわけのわからない言い争いすることなんてないんだろうな。
舌がもつれるようになりながら、わけのわからない日本語交じりの英語を話して、
「いい加減にしてくれよー」って顔されることもなく。
こんなセンチメンタルな雰囲気が漂っている時点で、
いつもの戦闘モードがなくて、ちょっとこの暖かな感じが逆に悲しい。
あの骨と骨が砕けるような戦いが、好きだったんだな。
それがこんな年で経験できたのは、幸せなことだったんだと思う。
明日のプレゼン無事に終わりますように。

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のりこえる

今日は中間プレゼンだった。
ボストンからの飛行機、機内でも乗り継ぎ中もプレゼン資料みたり作ったりであまり眠れず、
昨日の夕方到着して、そのままシャワーだけあびてそのまま学校直行、
夜中の3時すぎまでIMD生らしく作業。まぁ2日間ほとんど寝てない。
そのまま今日も一日中猛烈な勢いでやって、
夕方、終わらせた。
時々こちらのブログにもお越しいただく某ブロガーさんのブログを読んだりしているときに、
「メンバー総入れ替えで、自分だけ残った。。。」みたいなのがあったけど、
今回の私のプロジェクトはまさにそれ。
たった5週間のプロジェクトなのに、出張が続き2週間まるまる全員が顔を合わせることが
できないという状況。まぁコンサルってそんなもんなのかもしれないけど、
なんせ全くバラバラのバックグラウンド、考え方の人たちの中で、
しかもほぼみんな就職活動を抱えながらのコミットメントも低くなり勝ちの中、
それをまとめるのは、至難の業ってかムリ。
でもこのプロジェクトは、どうしてもある点、において譲れない部分もあったし、
ずっと色んな人と大げんかしながらも、ぶち通して来た点が、
最終的には、ちゃんと「この方向でやってほしい」というクライアントの言質がとれた。
昨日も到着したら、ほんとカオスで、
え?君ら2週間何やってたの?ってくらい進捗が悪くて、教授にもかなりコケコケにされるし、
それでも意見があさっての方向にむく人が多数いて。
結局最後まで、まとめるなんてムリだった。
リーダーシップとかもうボロボロで、キーの部分は、とにかくできるだけ誰の介入もさせずに、ほとんど自分でまとめて、
どうしようもない部分だけ、もう一人の日本人に真夜中1時に委託して(最悪)、なんとか。
もともとは最初の導入だけのプレゼンのつもりだったけど、結局そのキーの部分は、
自分でプレゼンすることになった。多分誰もちゃんとはわかってなかったんだと思う。
人をまきこむ、とかほんと難しい。
そんな「私はチームをひっぱった経験が・・・」とか大嘘だよなぁ、とつくづく思う。
それともみんなにとっては簡単なことなんだろうか。
これだけだとすごいネガティブブログ(笑)になってしまうので、
もう一つ思ったのは、それでもやっぱり「本当に伝えたいこと」があるとき、
ありえない馬鹿力が、必ず自分にはあって、それはもう安定した一種の力なんだな、ということ。
英語のプレゼンなんて、私はめちゃくちゃ下手だし、大嫌いだ。
けど、他のがちゃがちゃ言うだけ言ってた英語がネイティブな人たちに比べて、
「あぁ、私これ結構、うまくはないし、内容も不完全だけど相手を説得するプレゼンが今できているな」
と思えた。実際クライアントがちゃんと質問してきた。
そういうときは、ものすごい強いエネルギーが出る。
ついこの間の内定もらったインタビューもそんな感じで、
ある意味、そこで得た感覚を、そのまま再現しようとしてやっていたかもしれない。
人を冷静にきれいに秩序だってまきこむのって、すごく難しい。
けど、そうやってパッションをもって何かを説得するとき、
本当は、何かを変えていっているのかもしれない。
commitment is only to be given, not to be gotten.
みたいな言葉が一ヶ月くらい前の授業であったけど、それかな。
とにかく、終わったら、全身全霊の力が抜けて、
歩くのもやっと、結局夕飯を食べる気力すらなく、泥のごとくソファーで寝ていた。
みんなと喜んでビールでも飲めればよかったのに、またそうなってしまうことが、
どっか孤独だなぁ、とも薄ぼんやり眠気の中で思った。
でも、こういう経験って、私はすごく大切だと思うよ。